辻調理師専門学校 辻製菓専門学校 通信教育部 ブログ

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【宮本さんの受講日記②(製パン技術講座21・22)】

今回のテーマは・・・
第21課 ライ麦パン①             
第22課 ライ麦パン②   

【前回までの振返り】
長く続けてきた製パン講座。いよいよ終盤のライ麦パン!と、
種継ぎに次ぐ種継ぎで、初種を仕込み、『
さあ!いよいよサワー種だ!!』
というところで、
なんとインフルエンザに罹患・・・。

今回は、なんとか復活した後のパン作りについて。
頑張ってつくった初種はどうなったのか!?
無事にパンは焼けるのか??

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4日目には復活したものの、微熱はなかなか去らず、咳もひどくて、パンを作る気力がわかない。

しかたなく初種を冷蔵庫で保存。
「3日ぐらいまでなら大丈夫」とテキストには書いてあったけれど、結局気がついたら一週間!もたってしまった。
大丈夫だろうか・・・?

匂いをかいでみると、酸っぱい香りといっしょに、アルコール臭がする。
アルコールの匂いということはアルコール発酵しているということで、腐ったわけじゃないから大丈夫?
と勝手に判断し、サワー種→本ごねへ。


体調が今ひとつ回復していなく、ダラダラ気分にむち打ちながらがんばる。
でも、いろいろな作業の面倒臭さに萎えそうになり、ちょっと手抜きして作業台を出すのを省略。

作業台を出す場所を片付けたり、使った後、台をきれいに掃除したりと、
毎日パンを作るわけじゃない家庭では、この作業がけっこう面倒くさい。

で、今回は生地の量も少ないから、料理に使う大きなまな板でやってしまおうというわけ。


ところが、このまな板は上質の厚い木でできているせいか、丸めがとてもうまくいった。
私が安いベニア板で作った作業台は、少しでも打ち粉があると滑って丸めにくく、だから最近は一つずつ手の上で丸め作業をやっていた。
(丸めがヘタなのではなく、手の上でなら素早くきれいに丸められる)

滑るのは木の材質のせいかな、とうすうす思ってはいたのだが、今日、このまな板の上でやってみてはっきり木のせいだったと確信。

手抜きも経験のうち。
いろいろなことをやりながら、少しずつ、知識となっていくんだなあ。

そんなふうに、でき上がったパンは、初種が1週間放置(冷蔵庫)されたにもかかわらずしっかりサワーな風味のする、ふんわりとおいしい仕上がりになった。

気がつけば、DVDで見た浅田先生の「付き丸め」の技もすんなりとできていた。

ノロノロと進んで来た製パン講座だったが、確実に何かが身に付いてきた感じが嬉しい。

なにより「できるかも」という自信がついたことは大きな収穫だ。

そして次はいよいよ最終課、ブレッツェルやベーグルなどの「特殊パン」と、パネットーネやクリストシュトレンへの挑戦が待っている。









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