【寒~い冬にあったか煮込み料理♪】
2016.11.25 カテゴリー:通信教育部からのお知らせ
昨日は関東で雪が降るなど、本格的に寒さが増してきましたね。
毎日ブルブルと『さ~む~い~・・・』と震えています。
そんな寒い時にこそ幸せを感じるのが煮込み料理!!
美味しくって、温かくって、幸せな気持ちになりますね★
煮込んでいるキッチンの暖かさも幸せを感じるポイント^ ^
煮込み料理と一言で言っても、国や食材によって愉しみ方はたっくさんあります。
【中国料理】
中国料理では、使う食材やスープの量、調味方法や出来上がりの状態によって
様々な煮込みの技法があります。
豚の角煮は燜(メン)という技法を、フカヒレの醤油煮込みは扒(パァ)、
麻婆豆腐は火片に督(ドゥ)などなど。
中国料理では出来上がりの状態を考えて逆算しながら
それぞれの材料に一定した火を通すことが求められ、
食材の歯応え、やわらかさ、煮汁の量、とろみの有無など
着眼点が多岐に渡るので最も複雑で難しい調理法と言われいます。
【イタリア料理】
イタリア料理では、素材の旨味を引き出し、素材の味を活かした調理法が多いですね。
南部カンパーニア州の魚料理であるアクア・パッツァは
魚介類をトマトとオリーブオイルと水(だけ)で煮込んだ、豪快な魚まるごと料理!
地域によって材料や呼び方も色々な魚介のスープ(ズッパ ディ ペッシェ)、
イタリア中部・北部の代表的な内臓料理である牛胃の煮込み(トリッパ コン ファジョーリ)なども有名です。
気軽に作って美味しく食べるのがイタリア料理の醍醐味ですが、
素材の味を活かすということは、素材の鮮度や下処理がとても重要!
なので、西洋料理技術講座の教科書では食材の下処理方法なども詳しく解説しています。
フランス料理の煮込み料理といえば、
日本では『シチュー』というよび方がこれにあたります。
オマールの煮込みや、牛肉の赤ワイン煮込み、若鶏のフリカッセなどなど、
香味野菜やフォンなどの旨味が凝縮したしっかりとした味で、
かつ素材をとても柔らかく仕上げているものが多いので、冬にピッタリな美味しさ★
こうやって書いている間も、美味しい湯気や旨味が舌に思い出されて
お腹がグーグーと音を立ててます(^ ^;)
冬は温かくて旨味たっぷりの料理がご馳走ですね!
春からしっかりと料理を学んで、来年の冬は美味しい煮込み料理を是非楽しんでください!!
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